石積み工事とはどのような作業？
土木系の仕事にはさまざまな種類がありますが、「石積み工事」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか？石積みといえば、最もイメージをしやすい場所がお城の石垣や住宅の塀などではないかと思います。
日本全国各地に現存するお城やお堀などでは、石や石材を積み上げて作られた様子を見ることができますが、石積み工事は石の形を見極めながら組み上げたり積み上げている熟練の技を必要とする工事です。
たとえば、石を積み上げた塀では、一体どうやってバランスを取っているのか？と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。職人が石の形をひとつひとつ見極めて美しく強固に積み上げていきますが、建築基準法に基づいて高さや立地条件などによって石を積み上げる際に間にモルタル材を使用しながら強度を高めるなどの技術が求められる作業も行われています。
これらの工事を行う技術者たちのことは石工事職人と呼ばれており、高度なスキルと現場経験を持つ職人の人材育成が全国的に求められています。
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